1才で言葉が出なくて心配。周りの子と比べて遅いけど大丈夫?

悩み・疑問

1才を過ぎてもはっきりした言葉が出なかったり喃語のまま進歩しないと気になってくるママも多いのではないでしょうか?

周りの子は「ママ」「わんわん」など意味のある言葉を話しているのにうちの子はまだ話せないな。

と周りの子たちと比べて心配になるかもしれません。

でも、言葉の発達には個人差が大きいのでお話が上手な子もいれば2歳ごろまでは単語がポツポツ言える程度の子もいます。

3歳で幼稚園に入ってから一気にお話が上手になる子もいます。

言葉が出てくるのが周りの子と比べて遅くても、焦らないでうちの子はのんびりペースだからと見守ってあげましょう。

赤ちゃんの言葉の目安

言葉の発達には個人差が大きくあくまで目安となります。

早い遅いではなくその子のペースで成長を見守ってあげることが大切です。

0才のことば

首が座ってきたころから喃語を話すようになります。

「あー」

「うーうー」

「だぁ」

話すというよりは口から音を出してお話の練習をしているのが0才です。

まだ意味のある言葉は出てこない子がほとんどです。

1才前半のことば

1才ごろから意味のある単語を話し始めます。

「ママ」「ブーブー」「マンマ」など身近なものを表す単語を5語くらい覚えだしていきます。

理解して話すというよりは覚えた言葉を話すことを楽しんでいます。

1才後半のことば

ママの問いかけに意味を持って答えられるようになってきます。

「だっこ」「ねんね」「いや」「いく」

意味ある言葉を会話できるようになってきます。

2才前半のことば

早ければ2語文を話せるようになります。

「ブーブーいく」
「まんま食べる」
「わんわんいたー」

ママとの会話も聞いて理解できることが増えていきます。

2歳後半のことば

 

単語だけでなく表現方法が豊かになりたくさん会話が出来るようになります。
色や物の大きさなど特徴を単語に加えたお話が出来るようになります。

「小さいわんわんが公園にいたよ~」
「パパといっしょに赤い滑り台であそんできたの」
「ふりかけのごはんが食べたいな~」

聞いた言葉も理解できるようになるので、ママから伝える時にも

「まだ熱いからフーフーしてからゆっくりたべようね」

というようにきちんと説明してあげるとよいでしょう。

言葉が出ない子供に会話を引き出す5つのポイント

赤ちゃんの言葉がのんびりでなかなか話さないことを心配に思うママも多いです。

言葉が出なくて悩んでいたらママが引き出してみてあげましょう。

言葉は教わったり覚えたりするのではなく子供自身の持つ「話してみたい。伝わるって楽しい。」という気持ちを引き出してあげるのが効果的です。

1.ママが子供の言葉を代わりに言ってあげる

言葉が遅いこの場合は、自分のやりたいことや気持ちがうまく相手に伝えられずにかんしゃくを起こしてしまう子もいます。

そんなときは、なにを伝えたかったのか子供の気持ちに寄り添ってあげましょう。

「あのオモチャが欲しかったのかな?」

「じゃあ、ちょーだい。だね」

「おなかすいたのかな?」

「まんまがたべたいのかな?」

というようにこんな気持ちの時にはこんな言葉で表現できるよと見本をみせてあげましょう。

繰り返すことによってこの言葉をいったらママに伝わると子供も感じていきます。

顔を向かい合わせにして大きくはっきりと発音して見せてあげましょう。

ママの口の動きをマネして話そうとするようになるかもしれませんよ。

2.子供のまねっこをする

子供が楽しんでいることを一緒にマネして気持ちを共感しましょう。

「ママも一緒にあそんでいい?わぁ音が鳴ったね。ピンポンって鳴ったね」

「上手だね。楽しいね」

「ママも○○ちゃんが食べているの食べてみよう」

「おいしいね。あまいね。」

同じことを楽しむことで子供の楽しい気持ちが高まります。

子供は楽しいことが大好きです。

一緒に楽しい気持ちを増やしてその時の感情を言葉にして伝えてあげましょう。

3.ママからの気持ちを語りかける

まだ子供に話しても分からないからと必要以上に話しかけていなかったりしませんか?

分からないことでも子供はママが話しかけてくれると興味を示します

「もうすぐパパが帰ってくるからお料理しないとね。今日は何のご飯がいいと思う?」

「明日はなにして遊びたいかな?一緒にお買い物行ってくれる?」

今からしようとしていることを語りかけてみたり、思っている感情を言葉で表現してみましょう。

一緒に遊ぶ時以外にも会話がコミュニケーションであることを子供なりに感じ取って聞こえてくるママの声から会話の楽しさを感じてくれます。

4.子供の喃語から伝えたいことを聞き取ってあげる

単語がでたら「ブーブだね。ブーブは車だよ」というように

オウム返ししたあとに正しい言葉も添えてあげましょう。

「ちゅるちゅる」

「ちゅるちゅる食べたいの?わかったわ。おうどんたべようね」

喃語と正しい言葉を両方伝えることで言葉の紐づけが出来ます。

また幼児期には間違って発音したり言葉が入れ替わって覚えたりはよくあることです。

へび=エビ
梨=なち
ハンカチ=かんはち
トンネル=とんでる
スプーン=ププーン
スコップ=プコップ

など間違っていても注意しないで「プコップ上手だね。赤いスコップだね」というように

オウム返ししながら正しい言葉を添えてあげるとよいでしょう。

5.単語がでたら話を広げてあげる

意味のある単語が出たらママが話を広げてあげましょう。

ご飯をみて「マンマ」といったら

「マンマだね。ごはんとスープもあるよ。いい匂いだね。どれが好きかな?」

というように一つの単語に関連する内容をお話ししてあげましょう。

自分が「マンマ」といったことでママにごはんに興味があることが伝わったことが喜びになります。

喜びや楽しみがもっと話したいもっと伝えたいという子供の意欲につながるでしょう。

さいごに

子供は一人ひとり発育や発達には個人差がつきものです。

体は大きいのに言葉は遅かったり、歩き始めるのがのんびりだったのにお話は上手だったりとさまざま。

例えば歯が生えるのがのんびりな子は「イ行」がうまく発音しにくい子もいます。

話さないことを心配して「このまま無口な子になったらどうしよう」と心配するのはまだ先の話です。

そんなことより子供の時にみられる言い間違えや独特の表現を楽しんでみましょう。

成長して正しい言葉が使えるようになったときに「昔はうまく言えなかったのがなつかしいわね。」といい思い出に感じる日が来るでしょう。

 

 

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