【二人目不妊】上の子は病院に連れて行っていいの?連れて行く場合に注意することはある?

妊活・不妊

  不妊治療をしているのは一人も子供がいない夫婦だけではないでしょう。

兄弟を作ってあげたいけどなかなか出来ないから不妊治療をしたいという二人目不妊の人も多いです。

二人目不妊の場合は上の子を病院へ連れて行こうと考えている人も多いのではないでしょうか。

 

そもそも不妊治療の場合に病院へ子供を連れて行ってもいいのか

もし子供を連れて一緒に病院に行く場合はどうしたらいいのかをこの記事でご紹介します。

 
私は2人子供がいますが、2人共不妊治療にて妊娠しました。 一人目不妊と二人目不妊の両方を経験した側の意見としてお話します。
 

1.不妊治療に上の子を病院に連れて行ってもいいのか

現在は産婦人科だけでなく婦人科として独立したクリニックや不妊治療を専門としているクリニックも多いです。

産婦人科では妊婦さんや新生児も通院しているので

上の子同伴の通院が許される場合が多いでしょう。

しかし、婦人科のみのクリニックや不妊治療専門のクリニックの場合は

心のケアも治療と考えて子供の同伴を禁止しているクリニックもあります。

理由はなかなか授からない人にストレスを与えないためです。

ストレスは不妊治療の大敵ともされています。

実際に妊娠率に影響しているかはわかりませんが

妊娠率を優先して子供同伴を禁止しているのではないかと考えられます。

 

2.まずは不妊治療している(もしくは通院予定)の病院へ確認する

一番やってはいけないことが

<とりあえず上の子を連れて行ってみる行為>

不妊治療をしている人は心がとてもナイーブです。

不妊治療の病院を選ぶ際に子供の顔を見ると辛くなるからという理由で

 わざわざ子供禁止の病院を選んで通院している人もいます 

また上の子の同伴が許可されない場合は

自身もその日に治療を受けられない可能性もあります。

重要ポイント
まずは病院のホームページを見たり 病院に電話して聞くなどして確認しましょう。

子供の同伴が禁止であれば、諦めて一時保育等を利用するか別の子供同伴が可能な病院を探しましょう。

3.子供の同伴が許された場合に注意すること


おそらく二人目不妊の人の上のお子さんの年齢は未就学時の場合が多いでしょう。

授乳期が終わった2~5歳くらいのお子さんを連れて行きたい場合は注意が必要です。

 幼児期はまだ自分で考えて行動するのは難しく騒ぎ立ててしまうことも多いと思います。 

そういった際に、

「ここの病院は子供連れOKなんだからいっか」

なんて風にはどうか思わないでほしいです。

なるべく静かにいられるように絵本を持っていくなどの工夫は必要です。

また内診台が上下左右に可動式の場合は

小さいお子さんは近づくと危ないので内診室に入れない可能性もあります。

重要ポイント

内診の間だけ子供を看護師さんが見てくれる病院もありますが

人見知りをして泣き声をあげてしまう子もいるでしょう。

事前に連れて行くことを病院へ相談するなど対策しておきましょう。

 

4.私の一人目不妊の時の子供同伴への本音


実際に私も1人目不妊のときは子供同伴OKの病院に通院していました。

通院している中で子供連れの人は3割程いました。

不妊治療で病院に行って子供を見ると色々思いました。

最初のうちは

 

かわいいな~はやく赤ちゃん欲しいな

 

だんだんと

 

うらやましいな~。いいな~

 

そして

 

この人は一人出産してるし私より妊娠しやすいんだろうな~

 

最終的に

 

私は一生こんなふうに母親にはなれないのかな

 

 

という具合に恐ろしいほど気持ちが変化していきました。

ちなみに一人目不妊の通院期間は約3年間です。

長い通院でのストレスも重なり他人の幸せを妬むことも本音ではありました

今思うと小さい人間だったと反省します。


もちろん言葉や態度には決して出しませんでしたが。

自分がこんな風に思う日がくるとは思ってもいませんでした。

3年の不妊治療の期間は本当に病んでいたと思います。

一人でも子供が居ることをうらやましく思っている人がいることを

二人目不妊の人は頭に入れておいてもらえたらと思います。

5.不妊治療の病院では人それぞれの今日があることを知っておこう


不妊治療で通院している人がその日に病院にいる理由はさまざまです。

・はじめて通院する人
・検査に来た人
・排卵確認に来た人
・人工授精に来た人
・高度生殖医療に挑む人
・妊娠確認に来た人

緊張したり期待していたりみんな静かに待合室で自分の今日と向き合っているのです。

中には診察室から泣きながら出てくる人もいます。

・妊娠できなかった人
・流産していた人
・検査で病気が見つかった人

など人生のうちの辛い経験をした人に遭遇する可能性も高いです。

不妊治療をしている中で何人も待合室で泣いている人を見ました。

私自身も涙をこらえたこともありました。

そういう時って目の前の子連れの人を見るのがつらい事も少なくはありません。

上の子を連れていく場合は病院内でマナーを守るために努力する必要があるでしょう。

 

6.二人目不妊のとき上の子を実際に病院へ連れて行った話

私自身も二人目不妊の時には3年間の通院の中で3回上の子を連れて行きました。

もちろん事前確認をして病院側の許可がもらえたことが前提です。

病院の子供連れのルール

私の通院していたのは不妊治療専門病院です。

産科や一般婦人科はありません。

その病院でのルールを紹介します。

子供の同伴がOK

・診察室
・内診室は子供用の椅子があり1人で座っていられる子のみ
・検査室へは注射の場合のみ一緒に入れる

子供の同伴がNG

・人工授精
・体外受精
・顕微授精
・採卵
・卵管造影検査

 

というような決まりがありました。
上記以外のものについては次回予約時などに受付に確認することになっていました。

ご自身の通院する病院でも子供の同伴がOKの場合にも

診察内容によってダメな日がある可能性がありますので詳しく確認することをオススメします。


上の子を連れて行ったタイミング


私の場合は、基本的には一人で通院していました。

上の子を3回連れて行ったタイミング

排卵誘発剤の注射を受けに行った日に

「今日だと卵胞の大きさを見ると少し早いかな。」

「明日の夕方17時以降に注射しましょう。」

と言われることがありました。

そのときが3回ほどあり翌日に上の子を同伴させました。

不妊治療をしていると急な連日の通院や時間指定はよくあることです。

さすがに17時以降となると保育園への送迎が難しくなるため上の子を連れて行きました


不妊治療の病院での上の子の様子


私が病院へ連れて行った上の子は当時4歳でした。

保育園の年中さんの時です。

いつも ヤンチャしているような性格だったので不安 でしたが

事前に

「病院だから遊べないけどごめんね。30分がんばってくれる?」

と話をしておきました。

実際に静かな病院の雰囲気を感じ取ったようでおとなしく絵本を読んでくれていました

話すときもコソコソ話を耳元でしたり

子供なりに理解してくれているのだと感心しました。

内診室でも椅子に座って不思議そうに見ながら待っていてくれました


上の子を病院に連れて行って感じたこと

 


4歳でしたので保育園の集団生活を通してルールやマナーを理解してくれていて助かりました。

連れていけそうな目安としては「ママ離れ」が出来ているかも大事だと思います。

抱っこで甘えたがる2~3歳だと苦労するかもしれないですね。


また上の子に

「赤ちゃんがほしいから病院へ行く」

と伝えると誰かに話してしまう可能性があるため

病院へ行く理由を伝えることに困りました。

私の場合は

「保育園の健康診断と同じで、健康のために検査してもらうだけだよ」

と上の子に話しておきました。


上の子の気持ちも大切に


私は病院内で上の子が静かにしていられたことに安心していました。

でも、それだけではいけないなと思ったこともあります。

2回目、3回目の病院になると

「ママ病気なの?」

「本当に大丈夫?」

「また注射するの?」


上の子はママのことを心配するようになりました。

何度も大丈夫と伝えても

もしかしたらママは病気だから何回も病院へいくのかな?


と子供なりに考えているようでした。

重要ポイント

上の子がもう大きい場合は泣いたり騒いだりしないかわりに

理解力や観察力があるので上の子にママの心配をさせないように工夫が必要。

 

さいごに


1人目でも2人目でも赤ちゃんが欲しい気持ちは同じです。

 妊娠や出産は人と比べるものではありません。 

2人目がほしくて病院へ行く場合は必ず上の子を連れて行ってもいいか確認をしましょう。

もし連れていく場合は、周りに配慮する努力が大事だと思います。

騒いでいても見て見ぬふりをするなどの行為はしないようにしましょう。

また可動式の内診台や精密機器がたくさん置いてあるので

子供が触ってしまうととても危険です。

安全面でも確認や注意を忘れないようにしましょう。

 

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