妊娠したいと思う女性に一番オススメしたいのは基礎体温をしっかり測ってグラフをつけることです。
たとえ生理周期が安定していても排卵日には個人差があるので正確なタイミングはわかりにくいもの。
また基礎体温表のグラフをつけることで排卵日だけでなく自分の体の健康状態やホルモンバランスを知ることができます。
1.基礎体温の正しい測り方
①毎朝決まった同じ時間にはかる
毎日同じ時間に測定することでより正確な基礎体温がわかります。
また4時間以上の睡眠がとれていないと正しい基礎体温がはかれなくなるので睡眠はしっかりとりましょう。
②目が覚めたら動かずにすぐに測る
朝起きてから体温計を探しに体を起こしてしまうと体温は高くなってしまいます。
婦人体温計は枕元に準備して起きたら手を伸ばして取れるようにしておきましょう。
③舌の裏の中央の筋の横ではかる
婦人体温計は口の舌の裏に挟みます。
舌の裏にある中央の筋に当たらないように筋の横で測りましょう。
また口は体温計が鳴るまで口は閉じたままにしておきましょう。
2.基礎体温表からわかるグラフのパターン
基礎体温表から読み取れる体の不調は必ず病院を受診して医師に相談しましょう。
ネット上の情報だけを頼りに自己判断をするのはよくありません。
しっかりと低温期と高温期の2層にわかれない場合はまず病院の受診が基本です。
以下の3つのパターンの人は注意しましょう。
①グラフがガタガタ
基礎体温表が一定だったりジグザグの人は睡眠時間がばらばらであったりうまくはかれていない可能性もあります。
しかし、2周期以上基礎体温グラフのガタガタの状態が続く場合は無排卵やホルモンバランスが崩れている可能性があります。
基礎体温表を持参して病院で相談しましょう。
②低温期が長い
低温期が長い場合は卵胞の発育に時間がかかっていると考えられます。
その後、きちんと高温期に移行していれば排卵はしていると思われます。
正常な場合もあれば卵胞の発育過程が不十分なこともありますので気になるようであれば基礎体温表をもって病院で相談しましょう。
③高温期が長い
高温期が長い場合は妊娠している可能性があります。
しかし、基礎体温表のグラフだけでは妊娠しているとは限りません。
風邪をひいていたり、着床だけして流産していることもあります。3週間以上高温期が続いたら妊娠検査薬を試してみましょう。
陽性であれば病院を受診しましょう。
3.基礎体温以外の情報もメモすると効果的
基礎体温表は病院に受診する時に医師からの正確なアドバイスを受けるための大切な資料です。
アプリを活用するのも良いですが、病院に行くときには印刷したり紙に書くするなどして医師に分かるように見せましょう。
また体の様子や気になったことなど簡単にメモをしておくとよいでしょう。
タイミングの時期やおりものの状態や不正出血などを記録するのも大切なことです。
当サイトでは妊cafeオリジナルの基礎体温表のダウンロードもできます。 妊cafe基礎体温表はこちら基礎体温と合わせてメモしたいこと
・性交渉の記録
・不正出血
・おりものの色や状態
・風邪などの体調の変化
・寝不足
・睡眠時間が4時間以下の日
4.さいごに
自分の体を知ることが妊娠するためにはとても大切です。
忙しい日々の中で基礎体温を毎朝つけるのは少し手間を感じている人もいると思います。
しかし、基礎体温を継続してつけることで次回の排卵予測がつきやすくなるため妊娠への近道となります。
今すぐ妊娠を希望する人も、いつか妊娠したい人もぜひ基礎体温表のグラフをつけて自分の体を知っておいて損はないと思います。
不安な点は必ず病院を受診して基礎体温表を医師に診てもらい診察やアドバイスを受けましょう。
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