家を建てた後に意外と大きな出費となるのが外構費用ですよね。
駐車場や庭造りを業者さんへ依頼すると結構な金額がかかります。
我が家では自分たちの庭にDIYでLOWYAの人工芝を施工しました。
人工芝を敷く前の庭
人工芝を敷く前の庭は雑草が生えたり雨が降るとぬかるむ粘土質の土の状態です。
6m×8m=48㎡
1m×2m=2㎡
合計50平米あります。
下準備①雑草をぬく
防草シートを張るので雑草は抜かない人もいるようですが出来る限り抜いたほうが良いと思います。
理由は防草シートや人工芝の下で雑草が腐食してしまうからです。
範囲が狭ければスコップで雑草を取り除けばいいと思います。
今回は広範囲でしたので小型の耕運機を使って土ごと耕してトンボで整地をしました。
小型耕運機は何日もかけて雑草をとるくらいなら1万円くらいで耕運機を買おうと決めてホームセンターで購入しました。
私が使った小型耕運機はこちら↓
下準備②土を平らにして車で転圧する
今回は人工芝を施工する庭がぬかるんでいる状態だったのでトンボで整地した後は転圧が必要でした。
レンタルも重機の運搬費用が加算されて1日借りるだけでも1万円以上して高かったです。
そのため私は車をひたすら往復させてタイヤで転圧させました。
1時間くらいかけて発進とバック走行を繰り返してタイヤをまっすぐ走らせました。
するとかなり地面が固くなって土地のレベルが下がりました。
一旦当日はここで終了。
理由は翌日の雨でのぬかるみ具合の確認したかったからです。
下準備③路盤材を敷いて車で再度転圧する
雨で水たまりが出来た場所には多めになるように全面に路盤材を敷きました。
路盤材はこちら↓(ホームセンターなら500円以下で買えます)
路盤材くらいならピンは刺さりますし水はけを良くして雨の日のぬかるみを防止させるためです。
全体に路盤材を敷いてまた車を走らせて転圧をしました。
地盤も固くなったし車を走らせると
かなり平らに整地できましたよ
その状態がこちらです。
整地にかかった時間
雑草をなくして土を馴らすのに4時間
その後車の転圧に1時間
後日、路盤材をまいて転圧するのに3時間
芝生施工前の整地に2日間にわたって8時間ほど費やしました。
人工芝を敷くために必要な準備したもの
人工芝を施工するために私が準備したものを紹介します。
LOWYAの人工芝と防草シート
LOWYA(ロウヤ)の人工芝はロール状で芝が内まきの状態で届きます。
うちは頼む量が多かったのでかなり大型商品でしたので迷わずネットで購入しました。
幅も2mのものなので施工するまで置いておく場所にも困るので作業する日に合わせて注文することをお勧めします。
私は施工する前日の夜に配送指定をして庭に直置きしておきました。
カインズホームやモダンデコの人工芝も見ましたが毛足3.5cmのもので一番きれいだったのでLOWYA(ロウヤ)の人工芝に決めました。
カラーは枯れ葉色も混じるナチュラルグリーンにしました。
とてもきれいな色で肌触りもチクチクしないし安いのに優秀な商品です。
- 2m×10mを2つ
- 2m×5mを1つ
- 防草シート1.5m×10m【2本セット】
- 防草シート用 固定ピン【100本】
ジョイントテープや作業小物
- ジョイントテープ
防草シートの張り合わせやピンを打った後に上から張ることで穴を無くして防草シートの効果を高めるためです。防草シート専用のテープでなくても強い耐水性があれば大丈夫なので安めのこちらを購入しました。
- L型ステンレス鋼定規
こちらはもともと家にありました。カッターナイフで芝生を直線にカットするためにはあったほうが良いと思います。ハサミでも良いですが、長い距離を切る場合にはカッターナイフのほうがまっすぐきれいに切れますよ。
- カッターナイフ
事務用の細いものだと切るのが大変なので大きめのものがいいです。安くてもいいので切れ味が悪くなったら刃をどんどんカットして使うことがポイントです。
- ハンマー
テントを張るときのペグハンマーなどで大丈夫でした。家にあったものを使用しました。なければ1000円ほどで手に入るのでピンを打つためには必ず必要です。
- 固定用のピン(100本)
U字ピンとJ字ピンとくぎ型(I字)ピンをそれぞれ用意しました。
手順①防草シートを地面に張る
まずは防草シートを地面に張っていきます。
範囲が広い場合は風に飛ばされてしますので2人以上が必要でした。
防草シートと防草シートの間は15センチくらい重ねてジョイントテープで張り合わせました。
隅のほうは折り返して2重にすることで雑草防止効果を高めるようにしました。
1メートル間隔くらいでピンを打って固定して4隅には釘型の頑丈そうなピンを使用しました。
手順②芝生を張る
ロール式なので手で押して回転させながら張っていきます。
重いので回転式に張れるロール芝生はお勧めです。
女性一人でも押すことが出来ました。
芝生の倒れている向きによって色が違って見えるので往復で張るのではなく同じ方位から一方通行で張るほうがきれいに施工できました。
大体の位置が決まったら外枠になる部分をカットしました。
まっすぐ切るためには裏側を表に向けて直線をマーカーなどで書いてから線に沿ってカッターで切るとうまくいきます。
裏には縫い目がありますので縫い目の間を切ると楽に切れますよ。
しかし縫い目がまっすぐなわけではないので注意も必要でした。
芝生を張った後にピンで固定します。
防草シートよりも少なめにして最低限の場所だけにしました。
ピンが出っ張っているとケガのもとになりますのでしっかり打ち込みましょう。
LOWA(ロウヤ)の人工芝をDIY完成
なんとか素人がDIYで完成させることが出来ました。
疲れたけれどもふかふかで気持ちよくて子供の喜ぶ顔を見れただけでも頑張ったかいがありました。
人工芝のDIYにかかった金額
20490円×2 40980円
11990円
4600円
2350円
9980円(4000円で売却)実質4980円
- ジョイントテープ20m2個
752円×2 1504円
- 路盤材6袋(ホームセンター)
398円×6 2388円
DIYと業者の金額差
外構工事の見積もりを2社取りました。
50平米の粘土質の庭にかかる見積もりは以下の通りでした。
A社:50万円
B社:32万円
とかなり高額な物でした。しかもB社にいたっては芝生の質がかなり悪くペラペラで偽物感がすごかったので安くても依頼する気になれませんでした。
今回はDIYすることによってかかった費用は約7万円!
まとめ
夢のマイホームを手に入れたはいいものの、庭はそのままではかなり味気なかったです。
でも外構工事は何百万とかかってきてなかなかお金がかかります。
天然の芝生のほうが安く済ませることができますが、芝刈りや雑草取りなどいろいろ大変です。
でもDIYすれば実際に10万円以下で人工芝を施工することは可能でした。
見た目はプロにはかなわないとは思いますが、家族で作った庭も愛着がでてお気に入りです。
子どものプール遊びや庭遊びでも汚れないで素足でもケガの心配もありません。
LOWYA(ロウヤ)の人工芝は柔らかくて本当におすすめです↓
外構の人工芝をDIYしようと考えている人に参考になれば嬉しいです。
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