出産を控えた新人ママが知っておきたい新生児の特徴10個

妊娠・出産

 

妊娠後期でいよいよ出産かと思うとドキドキするわ。
新生児の赤ちゃんって私見たことないの。大丈夫かしら。

 
 

生まれたての赤ちゃんは本当に小さくてビックリするわよ。
不安な気持ちもわかるけど楽しみに待っていましょうよ。

 
 

そうよね!でも新生児がどんな感じが少し知っておきたいな

 
 

知っておくのはとてもいいことよ。
私が出産した時に感じた新生児の雰囲気や
看護師さんに教えてもらった特徴も紹介してあげるわ。

 

新生児とは

新生児
生まれて約1カ月間(生後28日未満)の赤ちゃんを新生児と呼びます。

新生児の体の特徴10個

1.目はまだぼんやり

生まれたばかりの赤ちゃんの目はまだ視力が0.01~0.05程度と言われています。光や赤や黒などのはっきりした色を認識しやすいです。

約30センチ先のところで焦点が合いやすいのでママのお顔を30センチくらいの距離に近づけて話しかけてあげると、ママの存在を感じられて安心できるかもしれませんね。

2.鼻は白いぶつぶつやおっぱいの匂いに反応

新生児の赤ちゃんみんなではありませんが、この時期に鼻の頭に白いブツブツがある赤ちゃんも多いです。

これは病気ではなく皮膚が薄いため鼻の皮脂腺が透けて見えているだけです。

生まれてすぐから嗅覚は発達してママのおっぱいの匂いをかぎ分けることができます。危険から身を守るために、好ましくない匂いには顔をしかめることもあるそうです。

3.耳はもう聞こえる

生まれる前のおなかの中にある時から実は耳は発達しています。

おなかの中で心臓の音を聞いていたことでしょう。音を聞くことができるので大きな音がするとビクッとして両手を広げることがあります。これは「モロー反射」と呼ばれるものです。

モロー反射

生まれて間もない赤ちゃんが急にびくっとし、両手を開いて腕を外側に伸ばし広げるしぐさをし、両手を握り、抱きつくように腕を曲げ縮めることもあります。この一連の動作を、モロー反射と言います。

これは、赤ちゃんの時期だけに見られる原始反射(生まれつき備わった、自分の意思とは関係なく起きる反射的な反応)のひとつです。

4.口の味覚は甘みと苦みを感じられる

口の味覚はすでに発達していて母乳やミルクなどの甘いものが大好きです。苦い味は危険を感じて嫌がり受け付けないこともあります。生まれてすぐから原始反射によっておっぱいを吸う能力が備わっています。

POINT

初めての母乳育児で吸い付かせ方に戸惑うこともあるかと思いますが

赤ちゃんの持っている吸う力をよく観察してあげるといいですね。

5.おなかにはへその緒がついている

生後5~10目まではおなかにまだへその緒がついています。産後の入院中にとれる子も入れば自宅に帰ってから取れる子もいます。

産院で沐浴の後のおへそケアについても説明があるでしょう。はじめはジュクジュクしていますが次第に乾燥して自然に取れます。おむつ替えの時に様子を見てあげましょう。

POINT

気が付かないでおむつに引っかかって捨ててしまうという

ケースもありますのでよく観察してくださいね。

6.頭はまだやわらかく髪の毛は個人差が大きい

頭を形成している頭蓋骨は複数の骨が合わさってできています。生まれたばかりの赤ちゃんにはまだ骨同士の間に隙間があり完全に閉じているわけではありません。触ってみると柔らかくペコペコしているでしょう。隙間は1歳ごろまでかけて自然に閉じていきます。

POINT

生まれてすぐから髪の毛がフサフサの子もいれば

まだ産毛のような少ない髪の毛の子もいて様々です。

個人差が大きく、この後も寝て過ごす生活の間は抜け落ちることが多く

生まれた時よりも髪が減っていくこともあります。

布団にこすれて抜けているだけなので心配ありません。

7.手はW字でグーで握っている

赤ちゃんの小さな手にはすでに小さい爪もしっかり生えています。いつもグーのように握って腕をW字にまげていることが多いです。また、指などの細長いものが赤ちゃんの手のひらに触れると掴むしぐさをします。これも原始反射の一つです。

POINT

優しく指を乗せてあげて赤ちゃんとの握手をしてみましょう。

8.足はM字に曲げている

赤ちゃんはまだうまく足をピンと伸ばす姿勢はできません。足は足の裏を内側に向けてM字に曲げている姿勢をしています。伸ばす筋肉よりも曲げる筋肉のほうが強いからです。

足を床につけると歩く動作をする原始歩行も見られます。

9.おしりは青いあざ

おしりにある青いあざのようなものにビックリする人もいるでしょう。赤ちゃんの背中からお尻には青い蒙古斑と呼ばれるあざがみられる子が多いです。

POINT

蒙古斑は病気ではなく成長とともに自然と消えるものなので大丈夫です。

10.体温は少し高め

赤ちゃんの平熱は個人差はありますが約37度と少し高めです。しかし、体温の調節がまだうまく出来ないので部屋の温度に左右されやすいです。室温が低いと体温が低かったり、逆に室温が高いと体温も高くなりやすいです。

POINT

部屋の温度計をこまめに確認して快適な温度を保ってあげましょう。

 

 

 

いかがでしたか?生まれたばかりの赤ちゃんは小さくても私たちと同じ機能がいくつも発達しているのです。
新生児にしかみられない貴重な時間をよく観察してあげてくださいね。

 

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