我が家は一条工務店のi-smart[アイスマート]というシリーズでマイホームを建設しました。
間取りを自慢げに公開するほど大きな家ではありません。
しかし、自慢するほど大きな家の情報よりもうちのような狭い家のほうが現実味があって情報としてはわかりやすいのではないかと思い紹介させていただきます。
2階部分も紹介していますのでよければお読みください。
30坪の家の1階の間取りの詳細
1階部分の床が全部で30帖です。
・LDK17帖(16帖+廊下1帖)
・玄関3.5帖
・洗面所2.5帖
・風呂場2帖
・階段2帖
・パソコンスペース2帖
・トイレ1帖
間取りの見方
一条工務店では正方形の点線で間取りが描かれています。
これは一条工務店オリジナルのルールです。
ネット上でも良く一条ルールなどと紹介されています。
点線の正方形1マスで0.5帖を表現しています。
リビングダイニング17帖(LDK16帖+廊下1帖)
我が家のLDKは17帖です。
とはいっても廊下を含んでいますので実際には16帖の縦長LDKとなります。
間取り図ではダイニングテーブルを置く場所が描かれていますが、実際に一般的な4人掛けのダイニングテーブルを設置するとリビングとして使える部分が6~8帖となりかなり狭いです。
そのためリビングとダイニングをしっかり分けることはしませんでした。
16帖のLDKのうちキッチン部分が6帖を占めています。
大きめのシステムキッチンを選びましたので1階のキッチンの存在感はすごいです。
幅広なワイドカウンターを選びました。
ワイドカウンターにしたことでカウンターチェアを用意してカウンターダイニングとしても楽しむことができます。
リビングで子供が遊んでいるときや夕食時間がずれて一人だけ食事をとるときにもすごく便利です。
ダイニングテーブルを置かなくてもダイニング機能をキッチンに持たせることでダイニングテーブルが無くても不自由していません。
そして16帖のうち6帖のキッチンを除いた部分はすべて10帖のリビングとしています。
10帖でも大きめのソファーとテーブルを置くとかなり狭いように感じます。
子供がまだ小さいので日中はソファーは壁付けにして広めに遊べるようにすることが多いです。
そうすると8帖のフリースペースが作れるのでかなり広く感じます。
玄関3.5帖
玄関は3帖+土間収納0.5帖の3.5帖です。
一軒家にしては狭いけどアパートに比べたら広いという感覚です。
靴を履くときに大人2人は余裕で並んで座って履けます。
さらに子供一人が加わると少し狭いかなくらいの横幅です。
左に見える扉がトイレになります。
打ち合わせ中に悩んだポイントです。
来客が来た時にいきなりトイレからこんにちわってならない?
実際には来客があってもピンポンを押してくれるのでそんな場面に出くわしたことは一度もありません。
それよりも、トイレだけ貸してって子供が来ることがあって玄関だけで済ませられるからすごく便利です!
一見図面だけ見ていると変に思いますが、実際にはすごく便利です。
冬はトイレに行くまでの道のりが玄関だと寒くない?
一条工務店は全館床暖房なので玄関もトイレもポカポカどこへいっても暖かいから冬でもへっちゃらなんです!
これは一条工務店の全館床暖房システムだから出来た間取りと言えそうです。
通常の家だと玄関は冷えているので冬場は寒いかもしれませんので注意が必要ですね。
玄関入ってすぐに扉付きの土間収納0.5帖を設けました。
最初の設計段階ではトイレを配置してトイレ前に1マスの空間がありましたが必要を感じなかったのでトイレをスライドドアにすることで0.5帖の収納スペースを確保しました。
中には上部に棚とハンガーポールがついているので上着やジャケットなどのクローゼットとして活用しています。
洗面所2.5帖
洗面所2.5帖のうち0.5帖は洗濯機のスペースとなります。
実質2帖の洗面所といて使っています。
ドレッサーが0.8帖くらいを占めていますので人がいる場所としては1.2帖程度でしょう。
鏡は大きめで2人の大人が並んで鏡の前に立つことができます。
たくさん扉がついていて収納力が高くバスタオルだけでなく
パジャマは夏物冬物すべて4人分収納できます。
それでも余るくらいなのでオムツ用品も収納できました。
洗面下スペースもゆとりがあり、大容量サイズの洗剤やシャンプー類などもストック可能です。
風呂場2帖
お風呂場も最小限で2帖にしました。
浴槽は白で他は黒にしてモノトーンカラーにしました。
本当は黒い浴槽にもあこがれをいだいていましたが口コミをみると水垢がかなり目立つようなので通常の白いバスタブを選びました。
実際誰かに見せるわけでもないので白い浴槽でも狭くても家族が使いやすければ十分です!
2帖でも子供たちと一緒に入ってもスペース上なんの問題もありません。
階段2帖
階段はボックス階段で2帖です。
最低でも2帖のスペースが2階へ上がるためには必要となります。
オープンステアへのあこがれもありましたが子供が小さいことと自分たちの老後を考えて安全なボックス階段にしました。
手すりは見た目が好きではなかったのですが、やはり安全を考えてつけました。
標準設備ですが後付けでは追加費用が発生するのでいつかつけたいと思うなら建てる時につければ追加料金はありません。
踊り場が無いので小さい子供が大丈夫か不安でしたが、2歳くらいから手すりをもって一人で上手に階段を上り下りするようになりました。
パソコンスペース2帖
キッチン横に2帖のウォークインクローゼットの名目でパソコンスペースを設けました。
なんでLDKの一部じゃなくてウォークインクローゼットなの?
空間は同じでもウォークインクローゼットとして設置することで棚を無料でつけることができたからだよ!
一条工務店のルールとしてクローゼット扱いのほうが利点が多いこともあります。
パソコンスペースといってもパントリーが0.5帖あるので実際は
1帖にデスクを置いて0.5帖分に椅子を置いて使用しています。
ちょっとした書き物や机の右奥に書類整理棚があるので家庭の書類管理スペースとなり重宝しています。
トイレ1帖
玄関の紹介でも少し登場しましたがトイレは玄関入ってすぐに1帖分のスペースです。
1帖なので本当に最低限の大きさです。
でも限られた広さの間取りの中でトイレを広くする利点が見つからなかったので
1帖にして正解だったと思います。
おかげで土間収納を確保できたほうが断然便利でした。
1階のトイレはタンクレスが良かったのでアラウーノS2のオプションにしました。
手洗い器も1階のみ設置しました。
飾り棚はもともと白色でしたが大理石柄のインテリアリートでリメイクしています。
アイスマートで建てた1階の間取りのまとめ
一条工務店では独自のルールがあるので完全自由設計とはいきませんが、マス目をパズルのように組み替えていろいろな間取りを作ることができます。
予算が少なく一軒家としては小さめの30坪の家ですが、4人家族が暮らすのには十分です。
ダイニングテーブルをやめたことでリビングを広くできたことが大きいと思います。
共働きで家にいる時間が少ないので、掃除もしやすく導線重視で設計しました。
これから建てる人の参考になれば嬉しいです。
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